成人発達理論に基づくリーダーシップの更新(ミドル)

リードマイトランジション

ものの見方や考え方の枠組みを拡げ、自己主導の先を目指す

リードマイトランジションとは

リーダーシップの基本を習得したミドル世代の「ものの見方や考え方の枠組み」を広げ進化させるプログラムです。

リードマイトランジションの対象者

  • マネジャー
  • 専門職

リードマイトランジションのプログラムの特徴

  • リードマイトランジションは「オンライン学習」「集合のワークショップ」「現場の実践活動」を組み合わせ、実践経験と他者のかかわり、公式のトレーニングから得られる効果的な学びをデザインしています。
  • ミドル世代(主に40~50代)を対象とし、メンバーに対するマネジメント役割を持つ方向けの「for Manager」、高い専門性を活かしてプロジェクトなどをリードする役割を持つ方向けの「for Professional」の2つのプログラムがあります。

「見方や考え方の枠組み」を進化させることが ミドル世代に求められるリーダーシップの鍵

見方や考え方を変えなければ対応できない仕事が増えていく

パーソルラーニングが、35歳~54歳のミドル世代の企業人を対象にしたアンケートでは、「この先3年間に、自分の見方や考え方を変えなければ対応できない仕事が出てくる」という認識が46%にのぼりました。過去3年間に比べ1割増えており、「仕事の進め方や時間の使い方の変化」は過去3年・この先3年の傾向が大きく変わらないのとは対照的な結果です。社内外の絶え間ない環境変化、多様な価値を取り入れるイノベーションの必要性など、さまざまな背景のもとに「見方や考え方を固定化していては対応できない」という認識を持つ人が増えています。

自分の見方や考え方を変えなければ対応できない仕事 過去3年間に起こった変化 肯定 36.1 中立 30.3 否定 30.5 無回答 < この先3年間に起こりうる変化 肯定 46.2 中立 33.7 否定 18.1 無回答 仕事の進め方や時間の使い方の変化 過去3年間に起こった変化 肯定 52.0 中立 27.6 否定 19.3 無回答 ≧ この先3年間に起こりうる変化 肯定 50.5 中立 30.5 否定 17.1 無回答

成人発達理論にみるミドル世代の発達課題は「価値基軸の開放」

成人発達理論とは、「人の知性や能力は、一生をかけて発達を遂げる」という前提のもとに、その発達メカニズムやプロセスを研究する分野です。ここでいう発達とは「知識やスキルを増やす」ことではなく「ものの見方や考え方の枠組みが広がる」ことを指します。成人発達理論に照らし合わせると、多くのミドル世代は、他者の基準に依存することなく、自らの意思を打ち出せる基軸を持っている強みがあります。そしてその限界は、自分にとっては当たり前自己の価値基軸に囚われて、異なる価値観の受け入れが困難なことです。ミドル世代の発達課題は、行動を規定する自己の「見方や考え方の枠組み」に気づき、自分と他者を捉える世界観を広げることです。
そのことにより、自己と他者が相互に持続的な発達を支援し合う関係性を実現することができます。

加藤洋平著「なぜ部下とうまくいかないのか」をもとに作成 成人発達理論 発達ステージ 自己中心 自己の欲求を満たすこと/自分の役割・仕事のみへの関心 他者依存 組織の不文律の規範/既存の慣習への適応 他者基準での意思決定 [自己主導 他者の価値観を理解した上での自己規範、主体的目的 自己変容 他者の価値観を取り入れる持続的な自己変革]

リードマイトランジションの効果

  • 無意識のうちにこだわっている「ものの見方や考え方」を広げる「内省の視点」を養う
    1. 全体観を探求するフレーム(インテグラル理論)の活用、他者からの問いを通した気づきの促進
    2. 無意識のうちにこだわり、手放すことができない「内面のストッパー」の理解
  • 実践とふり返りによる「自己・他者の捉え方の変化」と「内省の習慣化」を促す
    1. 実践中に直面する「内面のストッパー」の実態理解を通した、自己・他者の捉え方の変化
    2. ふり返りの記録(ジャーナリング)による気づきの客体化、内省の習慣化

リードマイトランジションの構成

※ for Managerとfor Professional の違いはテーマ設定のガイダンス 約1ヶ月(オンライン-集合-実践) レディネスづくり 変革テーマの設定 オンライン 事前学習(PC・スマホ・タブレット)(UMU)→ワークショップ DAY1 集合型1日→自己変革&他者との相互発達 実践活動 経験 オンライン 職場・日常での実践 実践・ふり返り共有(UMU)→ふり返りと次のトランジション 経験 オンライン DAY2 オンライン(ZOOM)2時間→持続的な発達 経験 オンライン 次の挑戦 実践とふり返り 習慣化

  • 注1 事前学習、および実践・ふり返りの共有に用いるオンラインツールには、ラーニングプラットフォームUMUを採用しています。双方向コミュニケーション、モバイルラーニングに適したツールです。本プログラムでは、1ヶ月半UMUを利用できるアカウントを付与します。
  • 注2 DAY2は、WEB上でのテレビ会議システム(ZOOM)を利用します。参加者は、ネットワークを利用できる環境であればどこからでも参加可能です。ZOOMの機能を使って、参加者全体での対話、および数名ごとに分かれた対話を行います。

プログラム監修

加藤 洋平

知性発達科学者 加藤 洋平氏

知性発達科学者。前職の経営コンサルタントとしての経験と発達科学の最新の方法論によって、企業経営者、次世代リーダーの人財育成を支援する人財開発コンサルタント。現在、オランダのフローニンゲン大学に在籍し、複雑性科学と発達科学の枠組みを活用した成人発達と成人学習の研究に従事。パーソルラーニング リーダーシップ開発プログラム「リードマイチャレンジ」、「リードマイトランジション」監修

<監修に寄せて>
本プログラムは、成長への停滞感を感じているミドル世代、共創を実現させるリーダーシップを発揮することを志すミドル世代のためにあります。企業を取り巻く状況の複雑性と多様性は、日ごとに増加しています。そうした環境特性に加え、 本プログラムの開発に先立って行われたアンケート調査でも明らかになっているように、適切に変化を遂げることができず、成長に足踏みをしているミドル世代が多いことがわかります。

適切な自己理解とトランジションに向けた準備がなければ、さらなる成長を実現していくことはできません。それを踏まえて本プログラムでは、まず最初に、成人発達理論の枠組みを通じて、プログラムの受講者の一人一人が、自分の現在の発達段階を理解し、次の発達段階に向かっていくための準備をしていくことに焦点を当てています。ミドル世代の抱える課題は複雑であり、成長を妨げている要因も複雑であるため、そうした課題と要因を丁寧に紐解いていくことを支援するのが、本プログラムの次のステップになります。

本プログラムは、自分自身をより深く知り、さらなる成長に向けてのきっかけを提供するのみならず、内省やジャーナリングの実践を習慣化させることにより、プログラム後も継続的に成長を遂げていただける内容になっています。このプログラムが、ミドル世代の活性化をもたらし、個人と組織の持続的な成長につながることを期待しています。

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